調査日: 2016年 3月15日
コード番号 | ルート名称 | 概算距離 (Km) |
ルート概要 |
6315 | ・鍋蓋地獄谷(左俣) | 0.8 | ・俣分岐(地獄谷)〜ダム〜滝〜分岐(鍋蓋北谷) |
コースの概要
鍋蓋地獄谷の左俣を忠実に辿るルートです。
鍋蓋地獄谷:右俣ルートから入渓直後に左俣に分岐し、地獄谷ダム、幾つかの小滝を経て、鍋蓋北谷に出合います。
説明文中の4桁コード番号をクリックすると、ルート紹介ページにリンクします。
此処は、6313(鍋蓋地獄谷:右俣)ルートの、入渓直後の俣分岐地点です。
写真右手の沢が6313ルート、当ルートは、写真左手の沢に入ります。当ルートの分岐点を写真中央付近とします。
写真左奥に白く見えるのが、左俣入渓直後に現れる滝です。
前の写真で一部見えていた滝です。
一面が岩に覆われ、水の流れる溝ができています。
過去に激流が流れていたのでしょうか。
前の写真の上流部にある岩を穿つ滝です。
岩肌が滑らかなので直登をあきらめ、左岸側から高巻きます。
左岸にある岩場を乗り越えて高巻きます。
沢に戻る直前に、尾根道への分岐があります。
右折して尾根筋に進むのが6319(鍋蓋第三北尾根)ルートです。
当ルートは、写真右端に見えるトラテープで左折し、沢に降ります。
分岐点からこの辺りまで、約5分です。
左折すると直ぐに沢があります。
沢を忠実に遡行します。
冬シーズンのためでしょうか、水流は多くありません。
羊歯の密生している横を通り抜けます。
沢の情景です。
分岐点から約10分強、ダムがあります。
ダム直前まで進み、コンクリートステップを上がります。
ステップの落差が高いのですが、ステップの右側の斜面に足をかけることができるので、
比較的楽に、ステップを越せます。
ダムの名称は、右俣にあるダムと同じ名前です。
堰堤内のステップを一段ずつ飛び降り、沢筋に戻ります。
ゴロゴロとした石が沢山あります。
所々に水流がある沢を、忠実に遡行します。
滑滝とまでは言えないですが、岩床を少しだけ水が流れています。
分岐点から約30分、谷が分岐しています。
マーキングはありませんが、水が流れている右俣に進みます。
沢筋を遡行します。
時には、沢沿いの踏み跡を辿ります。
写真右手少し下に沢があります。
谷筋に石垣があります。
石がゴロゴロしています。
僅かですが、所々に水流があります。
再び、石垣です。
分岐点から約40分、左右を岩に囲まれた滝です。
直登はできそうにありません。
右岸側を慎重に高巻きます。
沢に戻ると、小さな滝が流れています。
広い岩床があり、その奥は石垣です。
分岐点から約50分、杉林になります。
谷筋が広がりますが、できるだけ石がゴロゴロしている処を選び、
谷筋と思われる処を登っていきます。
再び、石垣があります。
杉林の向こうに稜線が見え始めます。
踏み跡は全くありませんが、石の多い処を選びつつ、稜線を目指します。
踏み跡もなく、広がる斜面が続き、正しいルートは何処かは不明ですが、
登って行くと、テープマーキングがありました。
稜線の近く見える処と高く見える処の中間あたりを目標に進むのが正しいようです。
前方に、6303(鍋蓋北谷)ルートの階段道が見えてきます。
分岐点から約65分、6303ルートに出合い、当ルートの終点となります。
6303ルートの階段道の途中に出てきます。
写真奥に下れば、「修法ヶ原池」方面に至ります。
6303ルートから当ルートを撮りました。
写真中央あたりから出てきて、階段の途中に出合います。
下りルートでは、正しく谷筋に入っていくのは難しそうです。
写真中央付近の2本の太い樹の間に、
微かな踏み跡が見つかるはずです。
階段道を登り、鍋蓋山方面に進みます。
約1分で、0103(鵯越駅〜市ケ原)ルートに出合います。
写真右端に、六甲全山縦走路の標識、鍋蓋北道への標識が見えます。
上り道は「鍋蓋山」方面に、下り道は、「市ケ原」方面に至ります。
このグラフは、「カシミール3D」で作成しました。
ルートを分割するチェックポイント(赤二重丸)は、ルートの歩行距離や登り下りの変化を配慮して設定しています。
実際の歩行距離は、少なくとも沿面距離の1.1〜1.2倍と見積るのが良いでしょう。
鍋蓋山の北側に位置するルートを表示しています。地形図内の4桁ルート番号とルート名称の対比は、以下の通りです。
0103:鵯越駅〜市ケ原 6303:鍋蓋北谷 6311:鍋蓋北尾根 6313:鍋蓋地獄谷・右俣 6315:鍋蓋地獄谷・左俣
6317:鍋蓋第二北尾根 6319:鍋蓋第三北尾根 6321:鍋蓋第四北尾根 6323:鍋蓋第五北尾根
<鍋蓋山北面・北半分の地形図>
<鍋蓋山北面・南半分の地形図>
<鍋蓋地獄谷や鍋蓋尾根道が分岐する地点の詳細図>
この地形図は、「カシミール3D」で作成しました。
上記の地形図をダウンロードするには、ここをクリックしてください。
(但し、ダウンロードされた地形図を活用するには、事前に「カシミール3D」の動作環境を整えておく必要があります)
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